第147回CSR BOPウォッチ「日経新聞のビジネス・コンテスト全国大会の優勝者が語る、 スタートアップCEOの世界的な社会課題の解決方法」
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第147回CSR BOPウォッチ「日経新聞のビジネス・コンテスト全国大会の優勝者が語る、スタートアップCEOの世界的な社会課題の解決方法」
講師:株式会社Aster、CEO 鈴木正臣氏
日時:2024年5月15日(水)19:00~21:00 ハイブリッド開催(予定)
参加費:無料
ハイテク技術が、インクルーシブ・ビジネスに重要な要素となってきている。岡田仁孝氏(上智大学名誉教授)によるインドでのインタビューでは、地方での貧困層の起業家(rural entrepreneur)が、彼らの収入源としてハイテク製品の市場動向にまで、興味を示している。今回は、画期的な技術開発により、『地震犠牲者ゼロ』という社会課題の解決を目指してビジネスを展開され、多くの賞を受賞されているAster(株)CEOの鈴木正臣氏に、発展途上国でのビジネス戦略等の貴重なお話をお聞きします。
講演内容
家業である中小企業の経営者を経て、スタートアップを起業。同じ企業経営でも中小企業とスタートアップでは対局であり、また、スタートアップの企業経営も日本とシリコンバレーでは別世界である。中小企業経営は限られたリソースの中で堅実に一歩ずつ、前進する事を良しとするが、スタートアップではそれは悪である。Asterのミッション『地震犠牲者ゼロ』を達成する為にネパール、フィリピン、台湾で事業展開する中で行ってきた破壊的イノベーション、知財戦略、資金調達、大企業や財閥との提携などを組み合わせたスタートアップ的な課題の解決方法を紹介する。
講師略歴
静岡県沼津市出身。航空宇宙工学で米国留学中に父親が病に倒れ緊急帰国し、家業である建設会社を継承。保守的な建設業界において機械的な発想 で様々な技術開発を行った。開発した商品の1つである繊維強化樹脂をプロトタイプとして、東京大学・生産技術研究所・目黒研究室の山本博士と協賛研究を行ない、耐震材料を開発。世界人口の60%が居住する石やレンガを積み上げた組積造は耐震性が脆弱で、地震犠牲者の80%の死因になっている。インド工科大学のシャンタヌ博士の有する構造解析を組み合わせて『塗る耐震』という技術を確立、2019年にスタートアップのAsterを起業。【主な受賞歴:2018年EDGENEXT最優秀賞、18年NEDO支援事業採択、18年ソーシャル・イノベーションアワード優秀賞、21年JICA民間連携ビジネス支援事業採択、22年日経新聞ビジネス・コンテスト全国大会優勝、22年北陸ビジネス・コンテスト優勝、23年SMBC未来X・DeepTech部門最優秀賞、23年JICASDGsビジネス支援事業採択、24年日経新聞ソーシャルビジネス・コンテスト特別賞】
参加方法
1)下記Google formでの申し込みをお願いいたします。https://forms.gle/caEWgUXV6FAZC1E5A
2)申込締切:5月13日(月)24時
※開催前日にFASIDからメールにてOnlineでの参加方法をご連絡致します。
※開催日当日、オンラインでご参加の方は18:45からZOOMに入室可(待機室にてお待ちください)、セミナー会場は18:45開場となります。
セミナー会場:FASIDオフィス
東京都港区虎ノ門3-18-19 UD神谷町ビル10階
お問い合わせ先
国際開発研究センター 担当:朝戸・永井メール:psp★fasid.or.jp(★を@に変更してください)
電話:03-6809-1997