第145回CSR BOPウォッチ「インド糖尿病予防に向けたNECの挑戦」
講師：NEC ヘルスケア・ライフサイエンス事業部門ディレクター 安川展之氏
日時：2024年1月17日(水)19:00~21:00 (ハイブリッド開催)

SDGs へのビジネスを通した貢献ということがより重要視される様になってくる中で、日本の企業の戦略がより注目されるようになっています。第145回CSR BOPウォッチの会ではNECの安川様にインドにおいて大きな社会課題となっている糖尿病等の、予防に関わる活動についてお話を伺います。

■講演内容：
糖尿病・生活習慣病・メタボリックシンドロームについては、皆様日常生活の中で常にネットやテレビでの情報や、町中で見かける健康商品などから常に何かしら健康を意識して生活されていらっしゃるかと思います。さらに日本では年に１回の健康診断・保健指導が義務付けられていますし、その他先進国でも常に話題になっている疾病となっています。
そのため先進国では糖尿病の増加率が激減しましたが、実は今発展途上国で糖尿病が大きく増加しており国民の生活、政府の社会保障費に大きなインパクトを与えています。2045年までの糖尿病増加率は北米 35%、ヨーロッパ 16%、南アジア 84%、中東・北アフリカ 110%、その他アフリカ156%となっています。なかでも、先日人口世界一となったインドでは、2025年には3億人が糖尿病に罹患すると予測されています。その糖尿病増加というインドの社会課題に企業としてどのように挑もうとしているのか、取り組みをご紹介させて頂きます。

■講師略歴：
NEC ヘルスケア・ライフサイエンス事業部門　ディレクター
東京大学工学系研究科修士課程修了。NECに入社後、中央研究所にて顔認識・画像認識の研究開発に従事。2013年に半年間インドの社会企業Drishteeに留職。帰国後はデザイン思考を用いた新規ソリューションの創出に従事し現所属に異動した後、インドの生活習慣病予防を目的とした健康診断・ヘルスケアデータ利活用CSV型事業の立ち上げを行う。
https://wisdom.nec.com/ja/feature/healthcare/2020073101/index.html


■参加方法：
１）下記Google formでの申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/3SxkTSAnKwExSQdD9
２）申込締切：1月15日（月）24時
※開催前日にFASIDからメールにてOnlineでの参加方法をご連絡致します。
※開催日当日、オンラインでご参加の方は18：45からZOOMに入室可（待機室にてお待ちください）、セミナー会場は18：45開場となります。
セミナー会場：FASIDオフィス
東京都港区虎ノ門3-18-19　UD神谷町ビル10階